空港の本屋で、週刊プロレス、ジャンプ、椎名誠の文庫、ku:nel、miniを購入。免税店でタバコを１カートンづつ購入。タバコはタイで買った方が安いけど、味がすっごくちがうからリッチ（スケール小さい）に日本で買います。関係ないけど、成田空港の出発ロビーの日本みやげ！毎回「ほしいなあ…」と思いつつも、カミサンに「行きに日本で買い物してどうすんのよ！」と怒られ買えずにいるけど。魅力的なものが多い…相撲とりの湯呑みとか、浮世絵の御猪口とか…いつか買ってやる！

飛行機は、今回も予算の都合でエアインディア。

搭乗するなり機内に充満するトイレの芳香剤のような香りに圧倒される…くさっ！ま、じき馴れるけどさ…スチュワーデスは近所のおばちゃんて感じ…応対もルックスも。ビールを頼むと、１本でいいのに「いいからいいから」と言って２本置いていく…きっと何度も呼ばれるのがイヤなんだな…あいかわらず気流で揺れるとカパカパ動く天井があって、カミサンと指さして笑っていたら周囲の席の人も気づいてギョッとしていた…食事はカレー（鳥）か、和食（魚）だった…画像は和食。茶碗蒸しみたいのにくるまれた白身魚って感じでおいしかった。右下は桃がのったマンゴープリン！甘かった…

16時、６時間のフライトを終えバンコク空港につき、迎えのマイクロバスに乗る。同乗してきたのは、いかにも「女と酒を食いに来ました」って感じの50過ぎの男性４人組…

もう「とにかくワクワクしちゃってしょうがない」って感じでハシャギまくり、エロいジョークとか連発している…気持ちは解るけどさあ…同年代の仲間との旅行はいくつになっても修学旅行になっちゃうってのは、解るけどさあ…現場仕事関係の仲間らしく（たぶん鳶）、ちょっと笑っちゃったのが「おい、あれ見てみ。あの現場の足場」「あ、ほんとだ足場だ」 「…なかなかいい足場だなあ」「ふ〜ん」「タイ人の野郎なかなかやるなあ…」「ほんと、いい足場だ」 みんな、妙に真剣な眼差しで窓の外の建設現場を眺めていた。

こんな時に限って超渋滞…いつまでたってもホテルにつかない！ユウツな思いのまま窓の外を見やると、野良犬がこっちに尻を向けモリモリと大便を出し始めた！ナイスプレイ！カメラは間に合わなかったが、なんだか楽しくなって来た！！やっぱ、バンコクはこうじゃなきゃ！ 車の波がやっと動き出すと、大雨と激しい雷が…今はまだ雨季だから、毎日１時間くらい激しいスコール降りまくるのだ。にしても、すげえな…道がみるみる川に…

ホテルにつくと、まずはシャワー！さっぱりした後は２人とも腹ペコだったので、歩いて近所のデパートへ行きタイ飯を食いまくった。

ソムタム（左上：青パパイヤの千切り、生インゲン、焙ピーナッツ、唐辛子などを石製の擂り鉢で叩き、ナンプラーやカピ等の調味料と馴染ませたサラダ）、汁ビーフン（右上：数種類の湯通 しした豚肉とツミレ、モヤシ等の具が入った鶏ダシスープの麺。上の唐辛子は自分でかけた） 、グリルチキン（左下：しょうゆ系のタレに漬けられた骨付きチキンをグリルしたもの。黄色っぽく見えるのはタレに味の素がたくさん入ってるからだと思う。つけ合わせはキュウリ）、豚煮ご飯（右下：骨付き豚肉をしょうゆでホロホロになるまで煮込んだものがゴハンの上にのっかってる。肉だけじゃなくて皮（豚足？）もプリプリしてておいしい）

これを食いたかったのだ！ってなモノが目の前あるのだから「もうたまらん」てな感じで２人してがっつく！あ〜満足！

この４品の中で辛いものはソムタムだけ。ソムタムは必ず注文を受けてから作る料理なのだが、日本人だとわかると作ってる途中におばちゃんが唐辛子を差出し「何本入れる？」とジェスチャーで聞いてくれる（無表情で）。そんで人さし指を１本突き出すと「ふっ」と鼻で笑いながらあんまし辛くないのを作ってくれる。かなりの回数ソムタムを食べてるけど、聞いてくれる確立は70パーセント。聞いてこない場合は問答無用で辛くないバージョンにしてある。

日本国内のタイレストランのイメージがあるからか、タイの食事と聞くと「辛いでしょ？」と必ず聞かれるが、どれも見るからに辛くないでしょ？味も思う程は濃くない。タイ人は店のカウンターやテーブルに置いてある調味料（大体４種類：一味唐辛子、砂糖、唐辛子の酢漬け、ナンプラー）を、これらにかけ自分好みの味にして食べるのだ。