そんなわけで、繁華街以外で大通り歩いてる人は少ないですね。特に昼間は日射しが強いですから、そんな中フラフラしてるのは浮かれた白人家族くらいでした。あと、自転車もほとんど見かけなかったな…なんでだろ?バイタク(バイクタクシー)はいっぱいいた!あんな汚いバイクにねえ、排気ガスですすけた兄ちゃんの後ろに乗るヤツいるのかよ?と思ったけど、普通 に小奇麗なOLとかが乗ってて「うおっ?」とか思いました。

写真は市場街の外れ。小さいけど客待ちしてるバイタクのバイクがズラリと並んでるのも見えます。バイクは125ccのガンマみたいなのが多かったよ。 

これは衣料品市場の中のビルで見つけたトイレ。自分の中の便所レーダーをフル回転させて(回してどうすんだって気もするが)探し当てたんだけど、ここを発見する前にもう1ケ所あったのさ、でもそこは本当に市場の店鋪関係者だけが使えるような所で、1コ1コの個室すべてに南京錠がついてて入れないの。よっぽど扉を乗り越えてやろうかと思ったんだけど、便を排出している最中に南京錠を開けてタイ人が入ってきたらねえ…なんていうか…気まずいじゃん!そんな時に言えるジョークの1つでも覚えてればアレだったんだけどね…。いや〜残念だった。

宿泊していたホテルの窓からの風景。向かいのビルはマンションかなんか、右隣も高級マンション。1階にはキレイなプールがあったけど、人が入ってるのは目撃しなかったなあ…んで、下を見下ろすと(下の写 真へ)
下を見下ろすと、バラックって感じの趣きのある平家。敷地は結構広くフェンスでグルリと囲んである。そしてその敷地内を、無数の鶏がワラワラと歩いている…闘鶏用の鶏を育てる養鶏場だったみたいなんですが…。高層ビルが立ち並ぶ中でね、ふと夜中に階下を見下ろすとサマーベットかなんか出して外に寝てるんですよ、そこの家の一家がね。そんで夜が明ける頃には鶏が鳴きまくるわけですね、お約束で。いや〜でも、よかったです。閉鎖的なホテルの部屋でも窓の下を見下ろすと、ちっちゃいのがチョコチョコしてると…癒されました。

タイの建設中の建物は独特だ。なんていうか労働者が皆マイペースなのかどうかわからんが、妙な生活感さえ漂っている。敷地に広げられた資材やテントにもホコリがかぶり、明らかに長い月日さらされてるのがわかる。でも、工事が中断されてるわけではないのだ…働いてる人もいる。でも昼間は暑いからか昼寝してる人も目につく…前の日は激しく大型クレーンが動いていたのに、次の日は妙にシーンとしてて覗いてみると皆でタバコふかしてたりする。

西原理恵子のマンガにあった話しだが、タイでマンションを買ったら半年で建つはずが1年過ぎても基礎しか出来ておらず、文句を言いに行ったら内装屋が田舎の家族も呼んで皆で暮らしていたそうだ…それを読んだ時は「おいおいい、それはちっと大袈裟では?」と思ったが、んが、実際バンコクの街を歩くと妙に納得できてしまうのでありました。

中華街の雑貨市場。

タイの市場は猛烈におもしろい!ある意味なんでもある。特に「何考えて作ってんのさ?」って思うような商品が多い。ボディが少女人形のボールペンとか、変な漢字のシールとか、目玉 のいっちゃってるミッキーさんとか…うれしくてニヤニヤしてしまうような雑貨が見渡す限り店だらけの、その1軒1軒の店先からレジの奥までぎっしり詰まっている。これが興奮せずにいられようか?っていうかボクは興奮しすぎて、あんまり買い物できなかったよ…

その点、カミサンはすごかった。サッサカサッサカと買うものを決断し、店番の子供達にも強気で値切りまくり、あっという間に両手を買い物袋でいっぱいにしていた。おそらく多くの人が「アジアで買い物するなら値切りは当たり前!」と思っているだろう。ボクもそう思ってた。しかし、しかしだよ、がんばってやり合って笑い、なだめ、説得して安くなる額が日本円で10円とか20円だったらどうよ?「あ〜もういいや、わかったからその金額で売れ!」って気になりませんかい? まあ、カミサンに言わせれば「その心がけが、まず良くない」だそうです。いえ、おっしゃるとうりだと思いますが…。

市場の細い路地ぎっしりに行き交う人混みの中をバイクタクシーが…どう考えても通 れない場所を、ブンブンいいながら突き進みます。正直「歩いた方が早いのでは?」と思ってしまいますが、おかまいなし。

バイクに突っ込んでこられて道をあける人々も、一瞬ミケンにシワを寄せますが「こんなトコ通 るなよ!」と怒り出したりはしません…

正面のグレーシャツの方は男性か女性かむつかしいとこですが、おそらく女性の心をもった男性ってとこじゃないでしょうか?タイのニューハーフというとギトギトの化粧でキラキラしてて、ストレートロンゲで…と思いがちかもしれませんが、普通 のカッコしてて(おそらく)普通の仕事してて、でも女性オーラ全開!って方も多かったです。

同じく市場の人混みをかきわけて登場したのは「盲目夫婦演奏隊」

なるべく人波をさけやすいように横移動してます。ダンナさんがキーボードを両手で演奏し、オクサンが歌います。

こういう画像を見ると皆さん「ホホウ」とか思うかもしんないですが、撮るのはとても大変なわけですよ!ヘラヘラした日本人が物乞いをパシャリなんて、なかなかできる雰囲気ではありません。だからもうカメラなんて全然かまえてなくって、懐で起動させて出した瞬間に「パチリ」そして0.5秒でまた懐へ!撮りながらも常に、怒られたらどっちに逃げるかとか考えながらやっとるわけです。すべてはネタの為…手前のオバチャンの視線が痛いです。

 

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